ソフトボール投げ

 この競技は、肢体不自由者(児)の陸上競技としてシンプルで競技人口も多 い種目の1つです。
 ソフトボール投げは、やり投げが出来ない人の為に出来た競技で、色々な障 害別に分かれて行いますが、基本的なルールはやり投げと似ています。使用する ソフトボールの大きさは3号を使い、フィールドはやり投げのを使います。
 クラスによっては助走が出来ないクラスもありますが、ここでは助走が出来 るクラスを紹介します。
 まず、試技は3回続けて行い、毎回審判がボールが落ちた所に印をつけ、ま とめて計測をします。投げ方の規定はオーバースローで微妙なサイドスローは失 格になる可能性もあります。勿論、踏切ラインから出たらファールとなり計測は されません。
 じゃ、どのぐらい投げるかと言いますと、助走が可能なクラスの日本記録は 70mぐらい。(91年の石川県大会時点で)
 ざっと、内容を書きましたが、このほか細かい事を言いますと、当然追い風 、向かい風でも記録に差が出ますが、同じ3号のボールでも堅い柔らかいで記録 に影響もありますし、僕は、障害ですぐ体が緊張する関係で、いかにリラックス しボールをしっくり握りよくを言えば追い風の時に試技が出来るかです。もう1 つ練習用の重いボールもあります。
 以上の様に一見シンプルで簡単そうに見える競技ですが、なかなか難しい競 技です。まぁ、ソフトボール投げに限らず、全てのスポーツに言える事と思いま す。ちなみに敦っちゃんが石川県の国体(全国身体障害者スポーツ大会)で出し た記録は17mに2,3cm足らなかったと思います。そして、自分自身のベス トは20mぐらいでしょうか?
 最後に、みなさんがこの競技が見たい場合は障害者の国体に見に行かれる事 が確実です。今年の国体は11月の初めに大阪府で行われます。

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