誌 面 版

98年12月号    サブタイトル 「敦っちゃんの散髪と虫歯」

 あ〜あ、また今年も1ヶ月足らずで1人寂しいクリスマスがやって来る。
 さて、今月は先月の続きで散髪、虫歯の話しです。
 その散髪屋さんの所には、大体2ヶ月に1度、宍喰から行ってます。まっ、 半分は友達に会う為もあります。それから、今年の7月にさぬきスイマーズクラ ブの企画でグァム旅行に行った時に(初めての海外旅行で出来るだけ綺麗な格好 で行きたかった)、前日散髪をして、ちょっとあつかましいけど、髭剃りだけ翌 日(出発当日)に出来ませんかと御願いしたら、快く良いよと言って下さいまし た。
 そして、今では散髪中でも少しはお店の方と会話が出来る様になりました。 まぁ、敦っちゃんが1人で動ける間はその散髪屋さんに行くつもりです。
 それから、もう1つ顔を動いてはいけないのが歯の治療です。
 敦っちゃんの障害は脳性小児マヒの中のアテトーゼ型で、これは不随運動( 特に人に行動や動作を見られると緊張して、自分の思っている反対の行動や動作 をしてしまう事)があり、特にあのキーンという削る音を聞くと、ベロ(舌)が 動いて時には治療を断られた時もあって、なかなか個人病院にはいけません。( 行って治療を断れ、嫌な想いをするのが嫌だから) それでも治療が必要な時も あるので、そんな時は、障害者専門の病院や大学病院に行きます。
 丁度、僕が香川にいた時、顎の具合が悪くなり、近所に医大があってそこの 歯科で見てもらいました。顎の方はたいした事は無かったけど、虫歯が沢山あり 少しずつ治そうと担当の先生から言われました。
 それから、前歯からしました。それでも、普通の人より難しく、開口器(ジ ャッキ式とゴム製である程度厚みのある物がある、両方とも噛む事により、口が 開く)を使いなんとか治療を頂きましたが、奥歯は治療に器具を口に入れるだけ で、えづいて治療が出来ないので、全身麻酔を掛けてしようと先生がおっしゃい 、此処まで治したのだからと思って、御願いしました。 全身麻酔でしますから 、2,3日ですが入院もしました。まっ、虫歯で入院する人は少ない想いますが 。勿論、治療も普通の治療台でなく、手術室で。それも、神経を抜くため2回し ました。
 最近、また右の奥歯が痛み、少し心配です。
 これを読まれた方、世の中には虫歯で入院する人もいると覚えて頂いたら嬉 しいです。 

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